腫瘍外科(形成外科)
当院では、皮膚にできた腫瘍を切除する手術にも力を入れております。
適切に腫瘍とマージンを取り除き、きれいに縫合していきます。
<症例>シーズー 避妊メス 13才4ヶ月
左前肢に21mm×18mmの腫瘍ができて、急激に大きくなってきたということで来院されました。
手術前にどのように切開し、縫合するかの計画を立てマーカーをひきます。
手術が開始したら予定した切開線に沿って腫瘍を取り除いていきます。
腫瘍の下の筋膜とともに切除しました。
ICGリポソームと温熱療法を併用して、残存している可能性のある腫瘍細胞も叩いていきます。
そして皮膚の縫合をしていきます。手術直後の皮膚です。
術後7日目です。腫れや感染もなく、術後の経過は良好です。
術後20日目の再診時には傷跡がほとんど分からず、毛も生え始めていました。