耳鏡検査
耳鏡検査
耳鏡検査は、最も重要な内視鏡適用の一つです。特に、犬の場合は外耳疾患の頻度が高く、アプローチが容易なこともあって、内視鏡検査が理想的な検査方法とされています。
正常な耳の中の様子です。奥に鼓膜が見えます。 ↓
耳鏡の中に生検用の鉗子を入れられるので、耳の奥の生検をすることもできます。
![耳鏡検査](/img/clinic/kokyu_jibi_13.jpg)
![耳鏡検査](/img/clinic/kokyu_jibi_14.jpg)
◆耳道内腫瘤切除 レーザー切除◆
頭をよく振るわんちゃん。
耳道内に腫瘤が確認されていました。バイオプシーおよび出来る限りの切除を行ないました。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_15.jpg)
耳道内にオトスコープを入れていきます。今回は鎮静・鎮痛処置のみで行ないました。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_16.jpg)
耳道内にて発見された腫瘤です。はっきりと見え、写りも抜群でした。
生検を行なったのちに、生理食塩水にて耳道内を洗浄しながらレーザーで少しづつ焼いていきます。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_17.jpg)
少し見えにくいですが、画面下の紫色の光がレーザー光です。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_18.jpg)
かなり小さな腫瘤でしたが、これを切除したあとから全く頭を振らなくなりました。
もちろん本人も元気いっぱいです
◆耳道内腫瘤バイオプシー ◆犬 12歳 男の子
耳の中に腫瘤があったためバイオプシーを行いました。
実際の手術風景です。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_19.jpg)
生検用の鉗子を入れてバイオプシーを行います。
![耳道内腫瘤切除](/img/clinic/kokyu_jibi_20.jpg)
生検用の鉗子でできる限り腫瘤の切除も行い耳の奥が見えるようになりました。