光線温熱化学療法は、がん細胞が正常な細胞と比べて熱に弱いという性質を利用した治療法です。
通常よりも低用量の抗がん剤に温熱を併用することで副作用のリスクを抑えることができます。
手術による外科的な治療や放射線治療を行うことのできないがんに対しても治療を行うことができます。
インドシアニングリーンという色素をもったナノ粒子です。
腫瘍組織は正常組織に比べてナノ粒子が集まりやすくなっているため、血管内に投与され、腫瘍組織に集まります。
インドシアニングリーンは光によって発熱し活性酸素も発生させるため、がん細胞に対する温熱治療の効果を増強することができるのです。
また、粒子の中には抗がん剤などの薬を入れることができます。
温熱によって中から薬剤を放出するため、体のほかの部位で抗がん剤の副作用が出てしまう可能性は低く、効率的にがんを治療することができます。
光線温熱化学療法は、他のさまざまな免疫療法と組み合わせて行うことでより高い効果が期待できます。
詳しくはお問い合わせください。
アメリカンコッカー、10歳、男の子、鼻腔内腫瘍
左の鼻腔内に腫瘍が口腔内まで浸潤してきてしまい、多量に出血していました。


左上顎臼歯の根元にピンク色の組織が見えますが、これが腫瘍です。
皮膚の表面を火傷させないように特殊な保冷剤で保護しながら患部に照射を行います。
照射6回後の写真では、腫瘍が小さくなっていることが確認できます。
摘出したがん細胞から、自家ワクチンを作ります。
そのワクチンを接種することで、がんと戦う免疫細胞を生体内に作ることができます。
手術後のがんの再発や転移を予防していきます。
以下の写真はワクチンを接種している様子です。



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