同日CT内視鏡検査
同日CT
内視鏡検査

CTを導入し様々な病気の診断が迅速に行えるようになりました。
CT検査を用いて診断し、その後、内視鏡検査や手術(腹腔鏡手術を含む)を同時に実施することができます。どのような治療や検査が同時にできるのか経験した症例の1部を紹介させていただきます。
CT血管造影検査を実施した同日に肝臓の腹腔鏡検査や内視鏡検査も同日に行えることは麻酔が1度で終わるので、動物に対しての負担も少なく、迅速に手術や結果が出るようになりました。
CT検査や内視鏡検査をご希望の方は当院にメールにてお問い合わせください。
電話は大変混み合うことがありますのでメールでの問い合わせをご利用ください。

検査・症例紹介

Case
鼻咽頭狭窄
尿管結石
異物誤食
肝臓腫瘤
門脈体循環シャント
(PSS)
副腎腫瘍
肛門嚢アポクリン腺癌
脾臓腫瘤
肺葉捻転
気管外壁の腫瘤による
気管の圧迫
肝臓の精査
乳び胸
Chylothorax

鼻咽頭狭窄

円で囲った部分が狭窄部位

内視鏡で狭窄部位を確認

Cアームを用いたバルーン拡張術

拡張後の鼻咽頭部

尿管結石

超音波にて結石を確認

無麻酔CT検査にて結石の個数を確認

手術に0.4mm結石を摘出

異物誤食

無麻酔CT検査にて異物の確定

開腹手術にて異物摘出

肝臓腫瘤

造影CT検査にて腫瘤の浸潤を評価

開腹手術にて腫瘤を摘出

門脈体循環シャント(PSS)

CT検査にてシャンと血管を確認
(紫色の血管)

腹腔鏡やCアームを用いたPSSの手術

副腎腫瘍

超音波にて副腎腫瘤を確認

造影CT検査にて腫瘤の浸潤を評価

腹腔鏡を用いた副腎腫瘍摘出術

腹腔鏡を用いた副腎腫瘍摘出術

肛門嚢アポクリン腺癌・脾臓腫瘤

造影CT検査にて腫瘤の浸潤・転移を評価

脾臓の多発性吸収結節像を確認

リトラクターリングを用いてアポクリン腺癌の摘出

右仙骨リンパ節の郭清術

脾臓摘出を同日実施

肺葉捻転

CT検査にて肺野のマイクロバブル所見

エンドGIAを用いた肺葉切除

肺葉捻転

CT検査にて気管の圧迫を確認

内視鏡の位置をCアームで確認し正確に場所の把握が可能

2.8mmと5mmの内視鏡を用いて気管と食道両方の観察・生検が同時に実施可能

肝臓の精査

腹腔鏡下肝臓生検、造影CT検査、エラストグラフィー検査

エコー検査によるエラストグラフィー検査で肝臓の硬結度を測定します

その後造影CT検査を行い、血管の評価を行います。

この症例の血管のCT画像

最後に腹腔鏡を用いて肝臓を生検し、病理診断へ

乳び胸(Chylothorax)

特発性乳び胸の猫に対して胸腔鏡を用いて、胸管結紮と心膜切除を行った症例
他院にて乳び胸を診断され、当院へ紹介されてきた猫さんです。
CT検査の結果、特発性の乳び胸と診断されました。
正常な猫さんと比べて胸管から乳びが漏れていることが確認できます。(赤矢頭)
また、この症例は胸管が途中で2本に分岐していました。
事前にこうした情報を得られるのでCT検査は非常に重要です。

胸腔鏡で覗くと胸管がキレイに見えます(黒矢印)。
これを鉗子で丁寧に剥離していきます

剥離し終えたら、チタンクリップで胸管を縛ります。
3-4本のクリップで縛ったところで片方の胸管結紮終了です。

反対側も同じように剥離していきます。
必ず、反対側の胸管も確認できるところまで剥離します。(黒矢印)

反対側もクリップ3-4本止めて、結紮します。
これで胸管結紮は終了です

心膜切除も行っていきます。
心膜の一部を吊り上げて心膜と心臓の間にスペースを作ります

心膜の一部を切開して超音波メスで剥離していきます。

心臓の周りの剥離を進めていきます。

心膜を剥離し終わり、心臓が見えました。
これでしっかり拡張できるようになりました。

従来の方法よりもはるかに小さい傷で手術することができました。

術後はすっかり良くなりました。
ワーキングスペースがなく侵襲は少なく非常にいい手術になります。
乳び胸でお困り方は当院までご相談ください。
重本
ご案内
東京どうぶつ低侵襲医療センターでは、動物たち一頭一頭に最適な診療を提供するため、各分野の専門医が診療にあたっています。
当院で対応可能な診療科目をアイコンでわかりやすくご紹介しています。
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肝臓胆嚢膵臓
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