【診療科目】>腹腔鏡・胸腔鏡> 腹腔鏡下 心嚢横隔膜ヘルニア手術
腹膜心膜横隔膜ヘルニアとは、生まれつきお腹の膜や横隔膜(お腹と胸を仕切る筋肉)がうまくできていないために、本来お腹の中にあるはずの臓器の一部が胸の心臓の周りのスペース(心膜腔)に入り込んでしまう状態のことをいいます。 この病気の手術は、内視鏡を使った「腹腔鏡手術」で治す方法があり、まだ症例は多くありませんが、当院で行ったケースではとても良い結果が出ています。腹腔鏡手術は傷が小さく、体への負担が少ないため、ワンちゃんやネコちゃんにとっても負担を軽くできる治療法と考えています
軽い咳や運動を嫌がる様子があったため、レントゲン検査をしたところ、横隔膜に異常が疑われました。
詳しく調べるためにCT検査を行った結果、「腹膜心膜横隔膜ヘルニア」と診断されました。
その後、腹腔鏡を使った手術を行い、臓器を元の位置に戻しました。手術は無事に終わり、術後の経過もとても良好で、3日後には元気に退院されました。



CT検査にて手術前評価


CT検査のデータを3D画像化し肝臓等の逸脱具合を確認
手術の様子

左:腹腔鏡下での逸脱臓器の確認

右:逸脱した臓器を戻した様子

横隔膜を整復した様子

胸腔ドレーン設置後

傷口の写真

術後2週間の際の傷口の写真
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