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〒114-0003 東京都北区豊島1-22-9 TEL:03-3913-2500


内視鏡検査

内視鏡とは

一般に言う内視鏡とは「胃カメラ」とも呼ばれ、最新のヒト医療でも欠かせない医療機器となっております。

緊急時の異物摘出はもちろん、原因不明の嘔吐、下痢などの消化器疾患の診断に使用します。

当院では、腹腔鏡の他に3種類の内視鏡を導入しております。(口径8.6mm、5.5mm、2.8mm

細径内視鏡だと、気管や膀胱にも入れることが可能です。

種類が豊富にあり、猫、小型犬やフェレットなどの小さい体に負担をかけずに検査処置が可能となっております。

「何か飲み込んでしまった」「血便が出た」「何日も嘔吐している。」など、気になったら、ぜひご相談ください。

検査内容

腹腔鏡検査(肝臓・腎臓などの生検検査)

消化器内視鏡検査(異物除去・消化管生検検査)

呼吸器内視鏡検査

 

消化器内視鏡検査

慢性的な下痢の精査やエコー検査での腸の異常の確認のため、内視鏡下での腸の生検検査を実施します。

具体的には、内視鏡を入れて胃・十二指腸から空腸・結腸から直腸のそれぞれを採材し病理診断にて原因を突き止めていきます。

代表的な疾患として腫瘍や特発性炎症性腸疾患という病気があります。

特発性炎症性腸疾患とは?

症例

健康検査の血液検査にて低アルブミン血症が認められ、対症療法に反応が乏しかったわんちゃんに対し、炎症性腸疾患を疑い、内視鏡生検を行ないました。

十二指腸領域の粘膜にリンパ管拡張所見が認められます。かなり広範囲に確認されました。

生検の結果、炎症性腸疾患であることがわかりました。

現在は、脂肪幹細胞治療を行い、元気に過ごしています。

 

異物

内視鏡を使用する機会が一番多いのが『異物』です。

イヤホンの先についていたゴムを食べてしまった子です。

内視鏡を口から挿入していくと、『異物』であるゴムが見えました。

特別な鉗子でつかんで摘出していきます。見ている以上に細かい作業になります。

無事に鉗子でつかんで摘出することができました。

 

異物2

布を食べてしまったわんちゃんです。間欠的に嘔吐があり、異物を疑い、内視鏡を行ないました。

胃の中に異物発見。結構な大きさで、胃の中を占拠していました。

取り出したところ、食べてしまっていたのはストッキングでした!

内視鏡後は元気を取り戻してくれました!

 

尿道膀胱鏡検査

尿道膀胱鏡検査は、尿検査、レントゲン検査およびエコー検査などで診断できない泌尿器疾患の診断に使用します。

 当院では、膀胱結石の成分分析、膀胱内ポリープの生検、慢性膀胱炎の精査などで多く使用しています。

膀胱鏡には硬性鏡と軟性鏡があり、硬性鏡は雌犬の膀胱や尿道の観察に使用します。軟性鏡は雄犬や体の小さい子に使用します。

硬性鏡

膀胱結石があり、摘出の際に硬性鏡で観察しながら取り出しました。

小さな傷で取り出せるため、とても低侵襲です。

軟性鏡

膀胱内のポリープを確認し、膀胱の部分切除を行いました。

傷をつける前に観察することで出血がなく、明瞭な視野でポリープの確認が可能です。

腹腔鏡検査

また、手術にも使う腹腔鏡を用いてお腹の中の臓器の生検を行うこともあります。

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